長野県下諏訪町の、諏訪大社下社春宮の写真です。諏訪大社下社秋宮、諏訪大社上社本宮と共に有名な存在です。
それらは全国に多数ある諏訪神社の頂点に位置します。下社は八坂刀売神(やさかとめのかみ)を祭神にしているとのことです。
下社春宮の幣拝殿。江戸時代の1779年に竣工。両サイドに伸びる片拝殿と共に国の重要文化財です。基本設計は下社秋宮と同じで、サイズが春宮のほうが小さくなっています。両者の違いは木彫り彫刻にあります。
江戸時代1681~1684年ころ建立された神楽殿。
幣拝殿内部と彫刻。竹に鶏の彫刻が、下社秋宮では竹に鶴となっていて、違いを比較するのが楽しいです。生き生きとした彫刻の表現が特徴です。
下社春宮の鳥居。近くにある万治の石仏と同じ作者が作ったとされています。