千葉県勝浦市から鴨川市にかけての外房の険しい断崖が、おせんころがし(お仙ころがし)という呼称の海岸線です。伝説で、激しい年貢の取り立てを行っていた豪族の娘(お仙)が、ここから投げ捨てられて殺害された事にちなんで、お仙ころがしと呼ばれるようになりました。高さ数十mの崖が4キロにわたって連なっています。
なお、このおせんころがしは、昭和27年(1952年)に、母子3人がここから投げ捨てられる、おせんころがし殺人事件と呼ばれる凄惨な事件が発生した場所としても有名です。心霊スポットとして、マニアが好む場所でもあります。ただし、夜間は崖の縁がどこにあるのか非常に分かりにくいので、大変危険な場所です。十分に注意してください。
おせんころがしを訪問した際に、以下の動画を撮影しています。こちらの動画はコピー不可です。フリー映像ではありませんので、視聴のみでお願いいたします。