京都市内を南北に流れる紙屋川(天神川)の中流域には紙屋川砂防ダムがあり、本来の国有地である砂防ダム内の河川敷に、不法占拠して家を建てて住み着いている人たちの集落があります。
出来上がってから50年ほど。バラックにしか見えない建物だけでなく、近年建て替えられたような新しい物件もあり、なかなかカオスな場所です。住民は主として在日コリアンのようで、表札でそれと分かります。
紙屋川(天神川)左岸側の家屋
不法占拠集落のうち、天神川の左岸に建てられた家屋群の写真となります。右岸は後段に掲載します。
紙屋川(天神川)右岸側の家屋
不法占拠集落のうち、天神川の左岸に建てられた家屋群の写真となります。河川からの高さが無い家屋に関しては、集中豪雨で浸水被害が出ています。高齢化などで廃墟と化した物件は、順次、京都市が解体撤去しています。それでも現在、30軒ほどの家があります。