十勝太のトーチカからすぐ近くにある、極めてマイナーながら、立地の素晴らしさから恐ろしく魅力的な湧き水が、十勝太湧水とも称される、ソコベの水です。「ソコベの水」の由来は地元でも全く分からないようです。林道の行き止まり地点に掲示されていた、ソコベの水の水質検査の結果も併せて紹介します。
下の写真は、ソコベの水の隣りにあった、謎の鳥居です。神社の祠などは無く、ただただ太平洋を望む断崖の下に、朱色に塗られた鳥居があるのみでした。鳥居があると、ソコベの水がまるで御神水のように思えてくるから不思議です。
ソコベの水は林道終点ですが、林道の途中には似たような湧水があります。それも含めて、十勝太湧水と言うのでしょう。太平洋の海岸段丘に湧きだす、清冽な水なのでした。